MAシャーシの最低地上高について part1

ミニ四駆において、地上高の調整は重要な要素です。
なぜなら地上高によって、マシンの走行性能が大きく影響されるからです。
地上高はタイヤとホイールの組み合わせによって変化します。
本記事では、自作した確認用ゲージを使用し、地上高の検証を行いながらレギュレーションに適したマシンの調整方法を
調べていきます。
MAシャーシの場合…タイヤの外径が24mmで地上高 約1mmになる
確認用ゲージ制作
まず高さが確認できるように3Dプリンターで簡易なゲージを作成しました
画面左側の低い方から約1.1mm→約1.6mm→約2.1mm(本当は1mm→1.5mm→2mmにしたかったのですが、失敗してますw)
こちらを使ってレギュレーションの最低地上高1mm以上を目指して確認していこうと思います(*’▽’)





初期は地上高2.2mm
中径ホイール+スーパーハードタイヤの組み合わせで外径は約26mm

ゲージが使えるかどうかの確認のため、MAシャーシで初期(タイヤの外径約26mm)の場合をみたところ
ゲージの約2.1mm部分でも特に干渉せず問題はありませんでした。ゲージは問題なく使用できそうです(*´▽`*)


小径ノーマルタイヤの検証


タイヤの外径約26mmの時、地上高2.2mmであるならば
小径ホイール+ノーマルタイヤでタイヤの外径が約24mmの時、地上高は1.2mmほどになる為、ちょうど良さそうです!
実際にどうなのか確認してみました



少し確認しづらいですが、1.1mm部分はシャーシに干渉せず1.6mm部分はスイッチ部分に干渉する高さになっています
地上高1mm以上を確保する為には、タイヤの外径を24mm以上とすれば良さそうです(‘ω’)
地上高を下げる理由
ミニ四駆のコースは直線やコーナーだけではなく、スロープ(ジャンプするセクション)やバンク(登坂と下り坂をUターンするセクション)・立体レーンチェンジなどのセクションがあります。
マシンがジャンプし、着地した際の姿勢維持・再度跳ね上がりの軽減の為の提灯や
フェンス(コースの壁)に乗り上げてしまった時に復帰できるアンカーなどのギミックも有効ですが、
立体セクションの攻略にはそもそも跳ねにくいマシンにすることも大切です。
跳ねにくくする一つの方法として、地上高はなるべく低くすることも有効です(*´▽`*)
まとめ
この記事では、ミニ四駆のMAシャーシにおける地上高調整の重要性について解説しました。
地上高はタイヤとホイールの組み合わせにより変動し、マシンの安定性や走行性能に大きく影響します。自作した確認用ゲージを用い、レギュレーションに適した1mm以上の地上高を確保するための検証を行いました。
小径ホイール+ノーマルタイヤの組み合わせでは、地上高が約1.2mmとなり、1mm以上の確保ができることが確認されました。
ミニ四駆のコースで安定した走行を実現するためには、跳ねにくいマシン作りも重要であり、そのためには地上高を低く設定することも有効です。
タイヤとホイールのセッティングについても検証して行けたらと思います(*^-^*)
ではまたっ!