パーツごと重量解析! MAシャーシの最適軽量化 part1
ミニ四駆のセッティングにおいて、軽量化はスピードと安定性に大きく影響を与える重要なポイントです。今回は、MAシャーシをベースにしたミニ四駆の各パーツの重量を詳しく解説します。
最適なバランスを目指すための軽量化の工夫について考察します。軽量化が必ずしも正解ではないものの、各パーツの重さや全体のバランスがマシンの走行性能に与える影響を探りながら、どのようにセッティングを進めていくべきか検証していけたら思います。
目次
シャーシ
MAシャーシ
特に穴あけ加工やカットをしていない通常の場合
24.4g
ボディ
タイヤ・ホイール
中径ホイール+スーパーハードタイヤ
12g
※タイヤ・ホイールによって重量は異なります
ホイールによる重量の違い
小径ホイール…0.9g X 4本 → 3.6g (中径ホイールより0.8g軽い)
中径ホイール…1.1g X 4本 → 4.4g (※MAシャーシに付属されている基準)
大径ホイール…1.3g X 4本 → 5.2g (中径ホイールより0.8g重い)
モーター
モーター+ピニオンギア
17.8g
ターミナル
キットに付属されている銅ターミナル
2.2g
グレードアップパーツで錆にくい金メッキされた「タミヤ(TAMIYA) ミニ四駆 グレードアップパーツ No.360 MSシャーシ ゴールドターミナル」というモノもあります
カウンターギア・電池、モーター周りパーツ
一つ一つのパーツが軽い為、まとめて計測
- カウンターギア+軸
- モーター受けパーツ
- 電池(ターミナル)留め具
- シャフト軸受け
- スイッチ
4.9g
スパーギア
0.5g
シャフト
ギアカバー
ギア・モーターを固定する為のパーツ
5.5g
電池カバー
電池を固定する為のパーツ
1.6g
ボディキャッチ
ここまでの重量の合計
90.1g
上記パーツを全て組み込んだ状態で90g なので、個別パーツの重さも合っていそうです
レギュレーションの電池、モーターを含み90g以上になるべく近づけていけるように改造していきます!
このマシンにはまだ前後のローラーや電池を積んでいないので、90gに近づけるのがいかに難しいかw 少しずつ調整しながら軽量化、バランスの取れた マシンに仕上げていけたら思います(´ε` )
電池
充電池(ネオチャンプ)
36.1g
ステー・アンダーガードなど装備
電池無しで、マシンにフル装備(前後にステー・ローラー、アンダーガード、ブレーキセット)をした場合の重量
122.4g
総重量
フル装備に電池を積んだ状態だと
158.5g
計算上と0.1g誤差はありますが、重すぎるZE…
まとめ
ミニ四駆のMAシャーシをベースにした軽量化とセッティングの検討
ミニ四駆において、軽量化はスピードと安定性に大きな影響を与える要素です。
今回の内容では、MAシャーシを使用したミニ四駆の各パーツの重量について解説させて頂きました。
これからも最適なバランスを目指した軽量化について考察していきます。
各パーツの重量
- MAシャーシ: 24.4g(加工無しの重量)
- ボディ: 18.5g(プラボディ例:ブラストアロー)
- タイヤ・ホイール: 中径ホイール+スーパーハードタイヤで12g
- 小径ホイール: 3.6g
- 中径ホイール: 4.4g
- 大径ホイール: 5.2g
- モーター+ピニオンギア: 17.8g
- ターミナル: 銅ターミナルで2.2g(グレードアップパーツとして金メッキターミナルも有り)
- カウンターギア・シャフトなどモーター周辺パーツ: 4.9g
- スパーギア: 0.5g
- シャフト: 2.3g(グレードアップパーツとして中空シャフトなども有り)
- ギアカバー: 5.5g
- 電池カバー: 1.6g
- ボディキャッチ: 0.4g(グレードアップパーツとして軽量パーツも有り)
これらをすべて組み込むと、合計重量は約90.1gになります。
フル装備時の重量
- ステー・アンダーガードなど装備した状態(電池なし): 122.4g
- 電池(ネオチャンプ充電池2本): 36.1g
- 総重量(電池を含むフル装備): 158.5g
軽量化とバランス調整の考察
軽量化が必ずしも正解ではないと思いますが、軽くすることで走行性能に良い影響があると考えています。
マスダンパーやステーの追加によって重量が増すことから、全体のバランスを見ながら少しずつ調整し、
最終的な重量をレギュレーションに近づけることが重要だと考えます。
軽量化の目的は、スピード向上と安定性のバランスを保つことにあり、
重さを削るだけではなく、全体の調和が求められます。
これらの内容も検証していけたらと思います。
それではまたっ!